手のツボのおはなし

        手の指や手のひらには、ツボがたくさんあるのをご存知ですか?
        東洋医学では、内蔵から離れた場所でもある部分を刺激すると、その刺激が内蔵に伝わって効果が現れ
        ることがわかっています。

        その、「ある部分」がツボです。
        ツボを点在する駅だとすると、ツボからの刺激を内蔵に伝える線路の役目を「経絡」といいます。

        体には、大体360以上ものツボが存在します。
        ですが、それを覚えるのはとても大変なので、簡単に手のツボと症状別のツボ刺激をご紹介したいと思
        います。

        大体の位置は、写真でわかるようにしていきますが、ツボの探し方を少し・・・。      




凝っている(ゴリゴリした硬さを感じる所)
押すと痛みがある
くぼんでいる
張りつめている

などです。
強く押してみたり、なでてみたりして探してみて下さい。
私の場合、内蔵の弱っているかな?という所を押してみる
と痛かったりします。
そこで「おおっ!」なんてミョーに納得してしまったりす
るのですが・・・。









ツボ刺激の方法

        1.爪楊枝やヘアーピン
             急な痛みには尖った方で、慢性の痛みには丸い方で、3秒押して離す。

        2.ヘアードライヤー
             ツボに温風を当てて熱いと感じたら離す。7〜15回程度。

        3.ハンマー
             軽く叩く。

        4.タバコ灸
             火のついたタバコをツボに近づけ(5〜1cm)熱いと感じたら離す。
             これを7回。火傷に注意!

             もちろん道具を使わずに手で押す、揉む、叩く、引っ張るなどもOKです。
             早く効果を上げたいからやり過ぎてはいけません。
             1日3回、朝、昼、晩と1回5分以内で、3秒押して離す。これを7回。
             これが基本です。

症状別ツボ刺激

・便秘
             これ、続くと辛いですよね。
             普段から便秘がちで・・・という方、指を大きく広げると人差し指と
             中指の間が突っ張るような感じがしませんか?
             ここが、「第二二間」(だいにじかん)というツボです。
             人差し指の中指寄りの付け根です。
             ここが効果的。
             トイレに入って片手1〜2分ずつたんねんに揉みほぐします。
             それから、「大腸」のツボ。
             人差し指第一関節の真ん中です。
             それから、「神門」(しんもん)のツボ。
             手首を曲げた時、手首上に現れる横ジワの小指寄りの端です。
             この3ヶ所をよく揉みほぐせば、ガンコな便秘も解消されるはず・・・。
・貧血
             貧血の人は、腸が弱く消化吸収が悪い事が多いようです。
             そのために、本来血液になるはずの栄養素が不足すると考えられます。
             まず、腸の働きを高めるために「腎穴」(じんけつ)のツボを。
             小指第一関節の中央です。
             血行を良くするために「神門」、「太陵」(たいりょう)のツボを
             ドライヤー刺激、またはタバコ灸をしましょう。
             太陵は、手首を曲げた時、手首に現れる横ジワ上でほぼ中央です。
             合わせて「手心」(しゅしん)と「陽谷」(ようこく)を揉むとやが
             ては良くなります。
・冷え性
             女性に、「冷え性じゃない?」と聞けば「えー!どうしてわかるの?」
             なんていう答えが10人中8人は返ってくるのではないでしょうか?
             冷え性で一番重要なツボは「陽池」(ようち)で、ドライヤー刺激、
             タバコ灸で温めます。
             次に、「関衝」(かんしょう)、「命門」(めいもん)、「手心」
          (しゅしん)にも同じようにします。
             ゆっくりと揉みほぐしても良いです。
             血液循環もホルモンバランスも改善されていきます。