モスクワ旅行記 一日目
2003年09月22日(月)
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成田空港
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前日の天気予報では台風十五号が関東に接近する事になっていたので、成田空港での待機時間覚悟していたのですが、起きてみたら台風一過のよい天気でした。
成田空港からモスクワへの便は十二時発でした。
余裕を見て九時に成田空港第二ターミナルへ入りましたが、すでに空港内はごった返しておりました。
旅行社の窓口で引換券と往復の航空券を交換し、続いてアエロフロートでチェックインの作業を行いましたが、この間はとてもスムーズでした。
しかし、出国手続きの行列はすでに大行列となっていましたので、荷物を預けて身軽になると早速行列に並びました。
行列は長いですが着実に前に進み、所持品検査も無事済んで出国審査を受けて、あとは飛行機に乗るだけという状態になりました。
空港内を見渡すとパソコンが設置されていましたので、掲示板に書き込もうと思いましたが、yahooで検索は出来てもその先への接続は認められていないようでしたので断念しました。
ネットカフェがありましたので余裕のある人は利用するとよいかもしれません。
免税店もありましたが、煙草を吸わない私はざっと商品を見るだけでした。
飛行機の登場口へはシャトル便で移動しました。
シャトル便を降りると後は登場口前で待つだけ。
あまりにもスムーズに事が運んだ為、逆に不安になりましたが、十一時半になると搭乗手続きが始まり、サクッとアエロフロートの乗客になっていました。
十二時発のアエロフロートはモスクワ時間十七時五分着です。
時差は五時間ありますので、日本時間でいうと二十二時五分着です。
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アエロフロート
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国際線という事でかなり大きな飛行機を考えていたのですが、乗った飛行機は窓側2席、通路側4席の横8席というこじんまりとした飛行機でした。
さてロシアに行く前に一つくらいロシア語を試してみたくなったので、飲み物のサービスでロシア語が通じるかのチャレンジを行いました。
「コーフェ!」
しかし、そんな頼み方では伝わらず改めて
「コーヒー」
と言い直すと今はジュースの時間ですとつれない返事。
出先から勢いをくじかれます。
機内食は2回出て、最初の食事にはおいなりさんに春巻きまで出てきました。
デザートのシュークリームのチョコレートかけは甘すぎでした。
機内上映はマトリックス・リローデッド。
バイクシーン以外に見せ場の無い映画です。
だらだらと過ごしている内にモスクワが近づいて来ました。
今思えばこの時間にもう少し『世界の歩き方』を読んでおけば奥野さんとの会話も盛り上がったのになあと後悔しています。
さて、シェレメチェヴォ2空港が近づくと飛行機は徐々に高度を下げていきます。
そして着陸。
どう考えても左右のタイヤが交互に滑走路から浮いている感じがありました。
そして強烈なGと共に停止すると機内に大拍手が沸き起こりました。
なんなんだアエロフロート。なんなんだロシア人。
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シェレメチェヴォ2空港
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空港内に入ると暗い。
なんだか全体のやる気無さが伝わってくる感じです。
出入国カードは機内で配られるとガイドブックにありましたが、もらえなかったので入国審査のカウンター前で記入。
この小さな紙に判子がきちんと押されるかどうかがロシアでの安全を保障するのですから緊張します。
入国審査のカウンターは3つあったのですが、ロシア人が並んでいたカウンターが突如閉鎖。
並んでいたロシア人は一斉に隣の列へ割り込んで来ます。
その列に並んでいた日本人ツアーの添乗員が制止しようとしますが、後の祭り。
ぐちゃぐちゃになっているのを横目で見ながら審査を通過します。
その後は預けた荷物を探しに。
ガイドブックには荷物はこじ開けられる心配があるのでガムテープでぐるぐる巻きにした方がよいとあったので、成田空港でガムテープを借りて行ったのですが、無事に開封跡も無く引き取ることができました。
さて税関へと思いましたが、一万ドル以下は申告不要となっています。
不安に思いつつグリーンゲートをくぐりました。
くぐりながら奥野さんとどうやって待ち合わせるか決めてなかったなあと一番まずい事に気づいたのですが、出口で私の前に奥野さんが現れてくれました。
こうしてモスクワでのすべてを他力にすがる滞在が始まります。
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バス
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シェレメチェヴォ2空港からの移動に奥野さんはバスを選択されました。
バスの値段は7ルーブル(28円)。
車内には料金徴収のおばちゃんがいて乗って来た人を見ると徴収に周ります。
車内から見える風景は森と団地です。
日本でも良く見る風景でした。
家具屋の巨大店舗が道沿いに多いのが特徴で、時折カジノがあって店頭に景品と思われる車を飾ってありました。
空港から向かった先は地下鉄のレチノイ・ヴァグザール駅です。
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地下鉄
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バスから降りるとそこはまさにロシアの街中。
いろんなキヨスクが立ち並び、人の往来も激しい。
奥野さんの背中を見ながら地下鉄レチノイ・ヴァグザール駅を目指します。
ロシアの地下鉄は日本の自動改札とはちょっと違って入場時に切符を機械に半分位挿してチェックが済むと引き抜いて緑ランプの間に通り抜けるというものです。
地下鉄の値段も7ルーブル(28円)。
何度乗り換えてもどこまで行ってもその値段ですので格安です。
見習え都営。
プーシキンスカヤ駅?で乗り換え、ホテルの近くのキタイ・ゴーラト駅で降りました。
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ロシア・ホテル
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キタイ・ゴーラト駅から目的のロシア・ホテルはすぐなのですが雨が降っていました。
駅の地上口の所で奥野さんから白い壁の説明がありました。
なんでもクレムリンの壁は赤色レンガ色で有名ですが、かつては白色石灰色だったとの事。
その跡がキタイ・ゴーラト駅で見る事ができるんだそうです。
そんな過去と現在が入り混じった空間からソ連時代を象徴する巨大ホテル「ロシア」を目指します。
噂に聞いていましたが本当にでかい。
東西南北に入り口があり、それぞれが別建物扱いで部屋の総数は5500室。
ああロシアに来ちゃったんだなあと感じた瞬間でした。
部屋は奮発してクレムリンが見える場所をとりました。
その甲斐があって毎日絵葉書のような眺望を楽しむ事ができました。
出迎えてくれた奥野さんとホテルの喫茶店でお茶を飲んだのですが、飲み終わってびっくり。
紅茶が200ルーブル(800円)、オレンジジュースが100ルーブル(400円)。
この値段が如何にすごい値段なのかは直後に買ったオレンジジュース1リットルと水1.5リットルで100ルーブルという事で分かりました。
日本の喫茶店で考えるとそれくらいするなあと思うかもしれませんが、この値段はあまりにも高いものです。
一日目は時差を正す為、早めに寝る事にしました。
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