『エクスカリバーの宝剣』上・下
『神の敵アーサー』上・下
『エクスカリバー最後の閃光』上・下
(著:バーナード・コーンウェル 出版社:原書房 1997-1998)
中世といってもだいぶ時代が古くなって5世紀、アーサー王物です。
国名や地名はかなり史実に忠実です。キャラクターも実在の人物を結構使用。
戦闘シーンは大迫力。男っぽい戦争冒険アクション絵巻。
従来のアーサー物の系図やキャラクターが大胆に変更してありますがその点が気にならないなら、スラスラ読める本です。(でも高い)
【キーワード:5世紀・アーサー王】
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『修道士カドフェルシリーズ』全21冊
(著:エリス・ピーターズ 出版社:社会思想社 教養ミステリーボックス 1990-1997)
何度かメーリングリストでも話が出ましたが、これはおもしろいです。
12世紀イングランドを舞台にしたミステリー。
スティーブン王、ウィンチェスターのヘンリー司教など実在の人物がぞろぞろ出てきます。
どの話もラストは結構ハッピーな希望のある終わり方で、女性ファンが多いのもうなずけます。
【キーワード:12世紀・イングランド】
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『大聖堂』上・中・下
(著:ケン・フォレット 出版社:新潮文庫 1991)
カドフェルとほとんど同時代が舞台です。
(ホワイト・シップの海難からベネット暗殺、ヘンリー二世の改悛まで)
こちらはおもいっきり大河ドラマです。内戦でどろどろのイングランドで大聖堂建築にかかわる(邪魔をする人も)ひとの愛と憎しみ(笑)のドラマ。
エンターティメント作家なので文章読みやすく、ぐいぐい引き込まれます。
長いですがわたしはほぼ一気読みしました。
12世紀ルネッサンスの建築に関してもくわしくでてます。
【キーワード:12世紀・イングランド・ヘンリ二世】
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『球形のフィグリド1 黄金の国から来た男』
(著:鳥海永行 出版社:朝日ソノラマ 1998)
1337年、ノルウェーの豪族のもとへフランス王の使者としてやってきた騎士は従者としてひとりの東洋人を連れていた。彼はモンゴル軍によってはるか東方から連れてこられた戦闘奴隷だった…。
てな感じではじまりますが、主人公の東洋人イサナはもちろん日本人で、次の巻からは舞台はフランスに移ったりします。もちろん、百年戦争にも関わってきます。全三巻ですが、日本編が新書サイズで出てます。こちらも全三巻。
【キーワード:14世紀・百年戦争】
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『ドゥームズディ・ブック』
(著:コニー・ウィリス 出版社:ハヤカワ夢の文学館 1995)
21世紀、オックスフォードの中世史専攻の女子大生がタイムマシンで14世紀へ行く話。
ところが着いたとたんにトラブルが合って、主人公は帰れなくなってしまう。
21世紀と14世紀のイングランドが交互に登場。
14世紀の田舎の村、ペストの来襲など、丹念に描写されていて、泣ける話です。
中世舞台の小説ではイチ押しです。
【キーワード:14世紀・イングランド】
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『暗黒の復活』上・下
(著:アン・ベンソン 出版社:徳間文庫 1998)
21世紀にペストが復活。21世紀と14世紀の二つのパートが合って、両世紀でそれぞれにペストと闘う医者の物語です。
21世紀パートはいまいちですが、14世紀の方はおもしろいです。
死体を解剖したのを見つかって故郷を追放されたユダヤ人の医者が、めぐりめぐって、イギリスの王室付きの侍医に…。
ペストが広がってゆく様子、ユダヤ人を火あぶりにしてたりと、ドロドロ系。
【キーワード:14世紀・イングランド・スペイン・アヴィニョン教皇庁】
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『彼方より』
(著:篠田真由美 出版社:講談社 1999)
ジル=ド=レ絡みの話です。
ジルが処刑されてしばらく後の時代、フィレンツェで教師をやっている中年男の前に、かつての親友の手記が届く。
ジルと一緒に捕まったイタリア人妖術士がなんと、主人公の憧れだったかつての親友だった。
彼はどん底の中で神の存在を証明するために、自ら悪行に手を染める…
(神がいるなら、いまここで自分とめてくれ!というわけで)
子供のころのフィレンツェの様子、10代の頃の神学生の生活とそこからの挫折。
やや、ホモネタ入ってますが、美しく妖しくていい物語です。
ラスト、手記を届けた人物の正体もグット!
篠田真由美はホラーアンソロジー「異形コレクション4 悪魔の発明」にルネッサンスのイタリアのが舞台の短編が収録されています。
イタリアが好きな作家のようです。
【キーワード:15世紀・ジル=ド=レ】
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『時の娘』
(著:ジョセフィン・テイ 出版社:ハヤカワ・ミステリ文庫 1977)
ケガで入院中のスコットランドヤードの警部が暇にあかせて、歴史のミステリーを解く。
15世紀、エドワード五世とヨーク公の兄弟を殺したのはホントにリチャード三世なのか?
警部とお手伝いのアメリカ人青年が当時の文献をあさりながら、推理を進めていきます。
舞台は1960年代ですが、実際の文献からのいろんな資料が出てきます。
【キーワード:15世紀・イングランド・リチャード三世・薔薇戦争】
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『日蝕』
(著:平野啓一郎 出版社:新潮社 1998)
去年の芥川賞受賞作です。
中世の異端審問のあたりが舞台です。舞台に引かれて読んだのですがはっきり言って、よくわかりませんでした(笑)
漢字がやたらむずかしくて、辞書引きながら読んだです。
【キーワード:異端審問】
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