ここからリンクはって作成するんでしょうか???大変そう。
ところでフィリップお人よし王って、フィリップ・ル・ボンのこと?
ボンジュール
-
どうでしょうねえ。当時の発音って今と違うらしいですから。「ユ」という音が無く「メー」になるらしいですから。
食肉市場の解体
1416年5月、王政府は食肉市場の解体を命じ、32軒もあった建物一切を「地表がむきだしになるまで」撤去せしめた。
-
というのが記事で、食肉業者はパリの同業者組合の中で最大の勢力だったんですよ。その食肉業者が熱烈なブルゴーニュ派だったんですなあ。それが1416年当時アルマニャック派の恐怖政治の真っ最中で、見せしめにされたんでね。この頃の話しは『ブルゴーニュ好きのパリ市民』で書いたので見てください。
赤い水が湧く
-
1421年6月29日に、サントレノ門の橋の下の水中で、少し色は薄いが血のような水の湧き出ているの見られたそうです。それから3日ほど続いたそうで、日記の筆者は、このことが何を意味するか、だれにも解らなかったと冷静です。
ビールの税金
-
1429年ころ、ぶどう酒が足りなくなって止む無くビールがパリに持ち込まれたそうで、これが腰が弱くてすっぱいと素っ気無い評が下されています。それでも量が多くなってきたから課税されるようになったみたいですね。課税は4分の1税。消費税の一種で悪税とみなされたようです。
ジプシー
-
パリにジプシーがやってきて、その中の妖術師が手相で夫婦の仲を裂き、人の財布を空っぽにするという噂が流れたので、日記の筆者は彼らに実際に会いに行ってこう書きます。
-
・・・事実、わたしは三度も四度も、そこに出掛けて、かれらと話しをしたのである。それなのに、わたしは一文もとられた覚えはなく、かの女たちは手相を見るのも見たこともないのだ。それなのにそんな噂が流れて・・・
-
「疑い」すべてはそこから始まる。by snatcher.TM
そらまめパン
-
パンの話しはいろいろあるみたいですが、当時のパンはあんまり膨らまないそうで、白パンや黒パンならまだしも、そらまめパン、くるみパンとなると固くて固くて貧乏人の食べるものの代名詞だったそうです。
今後
-
すべて予定は未定。
『中世の精神』により長い引用があってそっちも取り込みたいのですが、あくまで道具箱に入れてあるものですから、恣意的ですね。できれば本を手に入れてもらいたい。
フィリップ・ル・ボン
-
「フィリップお人よし王」ってなにからの引用ですか?王っていうのは変ですね。
ブルゴーニュ侯フィリップ・ル・ボン、日本語で、おひとよしのフィリップですな。英語だとフィリップ・ザ・グッド。善良侯フィリップとかいう訳がありますが、あれはまずいでしょうね。あだなですから、あくまで。
ここらへんを『ヨーロッパ中世史』(芸立出版)の訳者橋本八男氏はさらに徹底させていて、ドイツ語や英語のアクセントの無いerをアーと伸ばすのは間違っているとして、「マルティン・ルター」を「ルタ」、二重子音を促音化するのは主要な現代ヨーロッパ語ではイタリヤ語だけであるからとして、「フィリップ」は「フィリプ」とするなど、訳を造るという上で、参考になります。御一読を。