和漢勇士鑑

 江戸時代には色んな印刷物が刊行されたのですが、現代に通じるものが見立番付です。

 これは色んなジャンルを相撲の番付で表したもので、花やら温泉やら何でも番付にしてそれを面白がった庶民が買って行って話しの種にしていたようです。

 試しにGoogleで「見立番付」を検索してみて下さい。たくさんの見立番付が結果として表示されるはずです。

 いまでもメジャー所では長者番付や歌のランキング、マイナー所ではオレ様ベストなど番付の異種が流行しています。日本人にとって番付はとても分かりやすい様式なのでしょう。

 さてさてせっかくこのサイトは歴史を扱ったサイトですので、ここで扱う題材も歴史ネタでやってみましょう。

 以下の番付は江戸時代に作られた日本と中国の英雄を番付にした「和漢勇士鑑」です。

漢之方   和之方
漢 高祖
大関
六孫王 経基
蜀 孔明
関脇
楠 正成
漢 張良
小結
平 重盛
蜀 関羽
前頭
源 義経
蜀 張飛
前頭
木曽 義仲
蜀 趙雲
前頭
和田 義盛
漢 韓信
前頭
能登守 教経
呉 周瑜
前頭
畠山 重忠
漢 陳平
前頭
平 知盛
楚 項羽
前頭
新田 義貞

 まるで光栄か吉川英治が裏で操っているかのような番付ですね。

 本当は前頭があと40人程あるのですが、それは追々載せて行きます。

 ちょいと歴史にディープな方ならばここに載っていない人物の方に興味があるでしょうね。

 ちなみに行司は玄徳と源頼朝、年寄に源満仲、頼光、頼義、義家、差添に司馬徽、陸奥守秀衡、勧進元には司馬仲達、足利尊氏が務めます。

 果たしてあなたは全部の勇士が分かるかな?

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