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皇帝ユリウス・カエサル 1625。ルーベンス画 平凡なローマ貴族ユリウス家の生まれ。 若いころ、大政治家スラの不興を買い、アジアで軍務につく。 前78年にスラが死亡すると、ローマに戻り、政治家になる準備のため弁論術をロードス島で学ぶ。 その後、ローマの神官、西スペインの財務官、ローマの造営官、大神官となり、前62年西スペインの総督となる。 前59年執政官に選ばれると、スパルタクスの反乱やギリシア征伐で力を持ったポンペイウスに誘われ、クラッススとともに第一回三頭政治を組織した。 前58年から9年間ガリア戦争を指揮し、ライン川を越えたゲルマン人を撃退し、ブリテン島にも足を踏み入れ非凡な司令官として名を挙げた。 その後、ポンペイウスと対立し、前49年1月12日、ルビコン川を越えて、ローマに帰還し、ポンペイウス派を討伐し、全権力を掌握した。 前47年クレオパトラ女王を助けるためにエジプトに向うが、情事にふけり危機に陥った。 その後、ガリア、エジプト、アフリカで勝利をおさめ、ポンペイウス派の反乱を制圧し、「故国の父」と称賛され、終身の独裁官および10年の執政官に任命された。カエサルの身柄の神聖さが宣言され、肖像が貨幣に刻まれ、暦のクインティリス月がユリウスと改名された。しかし、多くの改革、戦争が計画されるさなか、前44年3月、共和政の自由を信じるブルトゥスらにより暗殺された。 |