ルイ11世(1423-1483)



くも王 聖ミカエル騎士団の集会を主催するルイ11世
1470?。ジャン・フーケ(1420-1481)画

フランス王(1461-1483)

シャルル7世の息子として百年戦争後期の大動乱を体験、流転と危機のなかで少年時代を過ごし、父王シャルル7世の偉大な業績とともに成長する。だが、それは自身のなかの権力欲に火をつけることなり、貴族たちと図って何度となく王冠の奪取を試みた。シャルル7世崩御のときもブルゴーニュ公のもとに身を寄せていた最中であり、親子関係に安住のときは終生訪れなかった。

国王になってからは、これまで謀議の仲間だった諸侯に対して徹底抗戦を挑み、ブルゴーニュ公領の併合などフランス王国統一の礎石を築き上げた。だが、そのあまりにもひどい策謀癖のために、くも王とあだなされた。

フランスの絶対王政をつくりあげた人物として父シャルル7世とともにもっとも記憶されるべき人物。



まだまだみるぞ


『ルイ11世』は『ファブリ世界名画全集II』より転載しています。