結婚相手はほとんどが女官なのですが、この夫婦は格別の愛情を持っていたようです。ある菜戸が二人の宦官から結婚を申し込まれ、一人の宦官と結ばれたとき、ふられたもう一人の宦官は憤ったあげく官を捨てて僧になってふたたび姿を現さなかったり、宦官と菜戸のどちらかが先に亡くなると終身再婚しなかった者も居たそうです。
また、高位の宦官の中には失った性器の復活を願う者もおり、明代の魏忠賢は人の脳髄が失われた性器再生に良く効くという術士の言葉に惑わされて、罪人七人を殺してその脳髄を食べたと言われています。他にも同じ明代の酷吏の高采も同様の方法を試していた所をみると、当時、高位の宦官の間でこの方法が流行っていたのかもしれません。
