謚号解説(ヤ行)

         

索引に戻る




《字統》と火に従う会意文字。
《諸橋大漢和》1.かくれる。ひそむ。2.かくす。3.ふかい。4.とほい。5.かすか。6.くらい。あきらかでない。7.くらい方。くらい所。8.すみ。くま。9.鬼神。10.諡。他

(逸周書謚法解)
【蚤孤有位曰幽】
[意味] 早くに父を喪い、嗣位してすぐに病で没すること。
[彙校] 「有位」は《正義》に「鋪位(即位の意)」とする。《通考》には「隕位(退位の意)」とする。
哀諡との違いは、周囲に惜しまれたかどうか。
【壅遏不通曰幽】
[意味] 国内に法令が徹底せず、国外に通達する事が出来ないこと。
[彙校] 「壅遏」とは塞ぐ、隔てるの意。《通考》に「権臣が命を欲しいままにして政令の不達なる」とある。
【動祭乱常曰幽】
[意味] 動静が常に乱れ、起居するのに節の無いこと。逆祀(卑しい者を上に、高貴な者を下に祀る)を行うこと。
[彙校] 《左伝疏》には「幽」を「常」とする。

[トップに戻る]



《字統》甬声の形声文字。
《諸橋大漢和》1.いさむ。いさましい。2.意志の果敢なこと。3.気力あるもの。4.思い切りがよい。5.つよい。たけだけしい。6.するどい。7.すこやか。8.あらそい。9.つはもの。兵士。10.諡。他

(逸周書謚法解)
【勝敵壮志曰勇】
[意味] けっして諦めないこと。
[彙校] 《正義》に「勝敵志強曰荘」とする。《慧林音義》《唐會要》にはこの語がないので、荘諡と思われる。
隋末唐初の羅士信の諡が勇である。

[トップに戻る]



《字統》與声の形声文字。
《諸橋大漢和》1.ほめる。2.よみする。3.ただす。4.ほまれ。5.たのしむ。6.諡。7.ほめる。8.ほめすぎる。9.姓。

(逸周書謚法解)
【状古述今曰譽】
[意味] 古今に博通して、人の名誉を明らかにすること。
[彙校] 《慧林音義》《原本玉篇・言部》には譽を訾とする。譽は訾の訛。
春秋の鄭の子産・叔向・晏子がこれにあたる。

[トップに戻る]



《字統》昜声の形声文字。
《諸橋大漢和》1.あぶる。2.火の盛なこと。3.かしぐ。4.諡。5.金をとかす。

(逸周書謚法解)
【去禮遠衆曰煬】
[意味] 礼を行わず、民に親しまないこと。
[彙校] 「好内遠禮曰煬」「好内怠政曰煬」をこの条の下に付ける本もある。

[トップに戻る]



《字統》異声の形声文字。異は鬼形の神で畏忌すべきもの。
《諸橋大漢和》1.つばさ。2.たすける。たすけ。3.なす。できあがらせる。4.すすめる。5.いただく。6.承ける。7.つつしむ。8.のり(法)。9.うつくしい。さかん。他

(逸周書謚法解)
【思慮深遠曰翼】
[意味] 思慮の深遠なるもの。
[彙校] 

[トップに戻る]