ロシア歴史紀行アルバム10-5

ズヴェニゴロドその5



皇后の館の左入り口から中に入ると、そこはモスクワ大公国時代の女性たちの生活を再現した博物館となっている。当時の高貴な女性たちはこうした豪華な部屋に住んでいたものの、行動の自由はほとんどなく、半ば屋内に閉じ込められた状態で生活していた。


その次の間では食堂が再現されている。


天井には一面、植物紋様の飾り絵が描かれている。


さらに次の間。どの部屋にも、片隅にはこうした暖炉が置かれている。これらの暖炉は下の階で煙道がつながっていて、屋敷全体をあたためる仕掛けになっていたようだ。また、暖炉は美しい色つきタイルによって装飾されている。


奥の部屋から来た道を振り返ったところ。ご覧の通り分厚い壁で、また天井はそれほど高くない。内装が豪華絢爛である分、却って妙な圧迫感を受けるような気もする。昔ここに住んだ人々は、一体どう感じていたのだろうか。

(05.07.07更新)


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