ロシア歴史紀行アルバム12-3

スモレンスクその22



博物館の中庭は外に比べて地面が盛り上がっているのか、城壁中段の銃眼がちょうどいい高さで見える。昔はこの中に大砲を据え付け、接近する敵軍を狙い撃ったのだろう。しかし戦闘室の横幅はかなり狭く、この中で砲を操作するのは大変そうだ。


一方、最下段の銃眼は土に埋もれてしまっている。数世紀の間にこれだけ土砂が堆積したわけだが、あるいは城壁の内側に残っていた古い土塁が崩れたのかもしれない。


戦争博物館見学後、今度は郊外へと出かけてみました。ここはスモレンスクからおよそ18キロのタラシキノ村。


そこからさらに、森や野原を左右に見ながら1キロ近くも歩く。景色はきれいだが何しろ暑く、また虻の群れにたかられたりで大変だった。


しかし、こうした鬱蒼たる森はスモレンスク公国の昔のまま残っているのかもしれない。などと考えて気分を高揚させてみる。

(05.09.01更新)


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