館と学校のすぐ裏手、小高い丘の上に建てられた聖霊教会。テニシェヴァ公爵夫人も自ら設計に参加したといい、見る者に忘れ難い印象を残す極めてユニークな建築物となっている。
西ファサードに描かれた「人の手によらざる救世主」のモザイク画。下絵は有名な画家ニコライ・レーリフの手によるものである。レーリフは内部の壁にも絵を描いているが、ソ連時代に教会がジャガ芋の倉庫として使われたため、残念ながらこちらの方は消えてしまっているという。
入り口上のアーチ部分に描かれたモザイク画。ちなみにレーリフは全ての宗教を合一するという壮大なコンセプトを持っており、ロシア正教の教義の枠からはみ出すような聖像画を描いたため、正教会はこの聖霊教会を公式に認めようとしなかった、というエピソードも残っている。
教会を北側から眺める。
敷地の入り口に設けられた小さな門も、装飾にロシアの伝統的な紋様を取り入れている。
(05.09.01更新)