ここからは、ラドガ訪問の2日目にあたる8月28日撮影の写真を掲載している。
その前にまず、28日の見学コースの中でもメインの1つとなったウスペンスキー女子修道院について、簡単にご説明しておきたい。8月28日(ユリウス暦8月15日)は、この修道院にとってとりわけ重要な祝日であるウスペーニエ祭(生神女就寝祭すなわち聖母マリア永眠の日)にあたり、前の晩から徹夜での祈祷が続いていた他、当日には十字架行進が行なわれることになっていた。そればかりでなく、ウスペンスキー修道院はこれまで長らく閉鎖されてきたのだが、今年のウスペーニエ祭を期して活動の再開が決まっていたのだという。つまり我々は、偶然にも、修道院にとって歴史的な瞬間に居合わせたわけである。
ちなみにこうした情報は、修道院で我々に話しかけてきた親切でおしゃべり好きなおっちゃんのおかげで得られたものである。彼によれば、修道院の施設はソ連時代には産院や孤児院として使われていたとのこと。また、ウスペンスキー修道院は単なる女子修道院(ジェンスキー・モナストゥイリ)ではなく、直訳すれば「乙女の(デーヴィチー)」修道院であって、より厳しい戒律を持っている。
天候に恵まれなかった前日とうって変わって、28日は朝から青空が広がった。左手に見える壁はウスペンスキー修道院のもの。
ウスペーニエ教会(12世紀)。この時間はまだ、中では前日からの徹夜の祈祷が続いている。
修道院の敷地内を写した一枚。左手奥に墓地が見えるが、おそらく昔はこの辺り一面に墓地が広がっていたのが、修道院の閉鎖により破壊されたのだと思う。
何度も書いているが、やはり個人的にはこうしたクラシックなスタイルの聖堂が好みである。
修道院の敷地内にも古墳が残されていた。
(05.09.23更新)