これもクレムリ内にあるニージニー・ノヴゴロド市庁舎及び市議会ビル(1931年)。装飾的要素を排し、直線と曲線によって組み立てられた平面それ自体をもって美とするという、構成主義建築の代表作の1つである。なお、かつてはここにスパソ・プレオブラジェンスキー聖堂が立っていたが、取り壊された上で資材の一部がこの建物に転用されたという。
壁面の一部には、「ドーム・ソヴィエトフ(ソヴィエトの家)」という昔の名前が残っている。すでに建物の装飾の一部として受けとめられているのか。
この門をくぐり、一旦クレムリの外に出ることにする。
クレムリ周辺。大きなヨールカ(新年のもみの木飾り)の下では、氷の彫刻による展示会が開かれている。
作品の1つは、例えばこんな感じ。モスクワの赤の広場、それにミーニンとポジャルスキーを彫ったものである。なかなかの出来だと思う。
(06.01.30更新)