イヴァノフスカヤ塔からチャソヴァヤ塔までの城壁は、再び斜面を這い上がる形となっている。朝方は上から見た光景を、今度は下から見上げているわけだ。
イヴァノフスカヤ塔の前に立つ洗礼者ヨハネ生誕教会(17世紀)。1612年にクジマ・ミーニンがニージニー・ノヴゴロドの人々に国民軍結成を呼びかけたのはこの場所であったという言い伝えもある。
さらにその前には、どこかで見たようなミーニンとポジャルスキー像が…ロシアでは、2005年から11月4日(国民軍によるモスクワ解放の記念日)が「国民団結の日」として新たな祝日に指定されたのだが、これを記念して建てられたもの。もちろん、モスクワの赤の広場にある像のコピーとなっている。なお、除幕式には総主教アレクシー2世が出席している。
斜面の下から見上げたセーヴェルナヤ塔。クレムリが小高い丘の上を選んで建てられていることがお分かりいただけるだろう。斜面上に見える謎の開口部は、古写真によれば丘を登るケーブルカーの路線跡であるらしい。
丘の中腹に置いてあった鐘。凍り付いてよく滑る斜面を苦労して登ってみたが、結局説明板らしきものは見つからず、由来は分からず終いだった。
(06.01.30更新)