2006年4月8日訪問。
モスクワ市内でも東南の外れに近いリュブリノ地区に位置する私営の博物館で、クラシックな自動車やオートバイが展示されている。元々はロマコフという収集家が所有していたコレクションを基礎に作られた。
私営だけあって規模は非常に小さく、知名度もそれほど高いとは思われない。しかし展示品は驚きの逸品ぞろい、歴史的にも高い価値を持つものばかり。クラシックカーのファンから歴史好きまで、実は意外に広い客層に受けそうな博物館である。モスクワに来ることがあれば、チェックしておいて損はないはずだ。また、展示されている車を各種のイベントに貸し出したり、あるいは日常生活でクラシックカーを使っているマニアが集まるクラブ的な役割りを果たすなど、ユニークな活動を行なっているところのようだ。
惜しむらくは、(資金が足りないせいか)博物館の設備はお粗末なものだし、見せ方もまだまだと感じられた。この辺りは、今後の発展に期待しておくことにしよう。
なお、博物館のサイトはこちら。
地下鉄リュブリノ駅周辺。郊外型の団地が立ち並ぶ。この辺りはまだモスクワ市域に入ってはいるが、ベッドタウンとしての性格が強い。
黒いフェンスの向こうに見えるのが博物館。赤文字で「自動車・オートバイ博物館」と大書してある。手前の原っぱに野良犬が寝そべっているのが何ともひなびた感じだ。
それはともかく、博物館の中へ。展示ホールは小さく、この写真一枚でほとんど全てが写ってしまっている。設備もご覧の通り質素なものだ。
ソ連時代の小型乗用車ザポロージェツ。
未整備状態の古いバイクとスクーター。その向こうにはチェコスロヴァキアのタトラ(1949年)が展示されている。
(06.04.15更新)