ヴォルシスカヤ塔。ヤロスラヴリを守る塔のうち、ヴォルガ川に面して建てられたものの1つで、建設年代は17世紀後半である。19世紀に大規模な改修を受けたため、当初の外観からは大きく変化しているという。現在、中はパブになっているらしい。
塔(画面左側)のすぐ脇に見えるこの坂道。実は、かつてヤロスラヴリのクレムリを守っていた堀の名残りなのである。塔のある側がクレムリ、また堀を隔てて右側にはポサード(商工地区)が広がっていた。つまり、ヴォルシスカヤ塔はクレムリを守護する塔でもあったわけだ。
クレムリの跡地に入ってみる。この建物は聖イリヤ教会。伝承によれば、11世紀にヤロスラフ賢公がヤロスラヴリを創建した際、この場所で異教の祭壇の跡地に聖イリヤ教会を建設したという。
府主教館。といってもロストフ府主教がヤロスラヴリを訪れた時のための建物なんだそうである。現在ではイコン博物館として使われているが、時間の関係で入ることはできなかった。
古いロシアの建築に特徴的な、窓の周りや軒下などの装飾が美しい。
(06.05.17更新)