ウパ川の北岸に立つニコラ・ザレツキー(川向こうのニコラ)教会とニキータ・デミドフの像。
原哲夫の漫画によく出てくる「いい体をした爺さん」的な雰囲気が漂うデミドフ像。ニキータ・デミドフはトゥーラの鍛冶屋であったが、ピョートル大帝にその才を見い出され、金属工場の経営者として活躍した。ロシアを代表する富豪・デミドフ家は彼の代から始まったのである。
ニコラ・ザレツキー教会はニキータ・デミドフの寄進によって建てられたもので、その豪華な装飾とデミドフ家の富により、かつては「ニコラ・ボガートゥイ(富裕なニコラ)」教会と呼ばれていた。
こうしてバラバン(鼓胴)の部分にイコンを配置するというスタイルは、今まで見たことのないユニークなものである。
写真ではもちろん分からないが、この時は鐘がガンガン鳴り響き、2枚上の写真に写っている野良犬が鐘の音に合わせて吠えていた。
(06.06.03更新)