ロシア歴史紀行アルバム54-19

カザンその19



クレムリョフスカヤ通りを歩くと、やがてカザン大学に至る。これは物理学部。後期ソ連にありがちな味も素っ気もない建物だ。


大学の敷地内に位置するタタールスタン共和国国立図書館。元々は1903年に建てられた屋敷で、カザンの富豪の甥っ子であるアレクセイ・ウシコフが許嫁のジナイーダ・ヴィソツカヤにプレゼントしたものだという。それで、「ウシコヴァの館」とも呼ばれている。


国立図書館(ウシコヴァの館)の細部。


ウラジーミル・ウリヤノフ、後のレーニンの像。レーニンは1887年にカザン大学の法学部へ入学したが、学生運動に参加したため1年も経たずに放校処分となっている。


そして、ウリヤーノフ(レーニン像)の前に立つのがカザン大学の校舎である。「俺を放校にしよって、今に見とれよ」とでも言ってそうな後ろ姿だ。

(06.07.24更新)


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