ロシア歴史紀行アルバム62-9

シリッセリブルクその9



「古い監獄」ではいくつかの独房が歴史的な形で再現されている。これは19世紀前半、デカブリスト時代のもの。


こちらの独房は19世紀後半から20世紀初頭にかけて、「人民の意志」派などの革命家たちを収容した時代の姿を再現している。意外に窓が大きいという印象だ。


ツィタデリの城壁の内側に掲げられたこのプレートは、ロシア帝国の支配からポーランドを独立させるために戦った活動家たちを記念したものである。何人かの独立運動家は国事犯としてシリッセリブルクに収容された。


城壁に設けられた大型の銃眼の1つには、敷き藁と餌用の皿と思しきものが置かれていた。何を飼っているのだろう…


シリッセリブルク要塞は、国事犯たちの監獄だけではなく刑場でもあった。ツィタデリの一角、この城壁の前で、レーニンの兄アレクサンドル・ウリヤノフ(皇帝アレクサンドル3世暗殺計画に参加して逮捕)を含む革命家たちが処刑されている。1961年、その場所にリンゴの木が植えられた。

(06.09.02更新)


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