ロシア歴史紀行アルバム63-31

サンクトペテルブルクその38



橋の脇に立つムラーモル(大理石)宮殿の中庭には、黒王号の如き巨馬に跨がったアレクサンドル3世像が置かれている。残念ながらすでに宮殿は閉まっていたため近づいて見ることもできず、遠くからの望遠による撮影で写りが悪くなってしまったが、「威風堂々」という言葉を体現したような像の迫力はお分かりいただけるかと思う。


再びスヴォーロフ像のところへ戻り、その背後に広がるマルスの野を歩く。かつて、毎年5月には皇帝による閲兵式が行なわれていた場所で、革命後には墓地に姿を変え、さらに現在は広大な公園として使われている。


マルスの野の中央にある「永遠の火」。1957年にともされた、ソ連でも初めての永遠の火である。


キリスト復活聖堂。1881年3月1日、皇帝アレクサンドル2世がテロリストの爆弾によって致命傷を受けた場所に建てられており、おそらくは「血の上の救世主聖堂」という呼び名の方が有名であろう。建設には1883年から14年の歳月を要した。


「血の上の救世主聖堂」の対面にあるこの不思議な建物は、かつて聖堂で典礼を行なう聖職者たちが着替えを行なった場所なのだそうだ。現在では博物館になっている聖堂の管理事務所が入っているという。

(06.09.15更新)


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