ロシア歴史紀行アルバム70-3

カリーニングラードその23



ロスガルテン門に隣接するドーナ塔(1852年)。ケーニヒスベルクの街を守る防御施設の1つであったこの塔は、現在では琥珀博物館になっている。


塔の外側は水堀で守られている。一見したところは中世の城のように古風な形をしているが、よく見ると背が低く頑丈そうなスタイルで、死角を作らぬよう多くの銃眼が配置された近代的な要塞であることが分かる。


堀はロスガルテン門の外側にも伸びている。


この日は堀の水の大部分が抜かれていたため、底まで降りてみることができた。1945年のケーニヒスベルク攻防戦においても、ドーナ塔は戦闘の舞台となり、街の陥落後の4月10日にはこの塔の上にソ連軍が赤旗を掲げたという。


そして、堀の底ではこんなものを拾い集めることができた。明らかに1945年4月の戦いで使用された銃弾の薬莢である。

(06.10.12更新)


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