ロシア歴史紀行アルバム72-5

救世主キリスト聖堂その5



救世主キリスト聖堂の外壁には、聖書やロシア・キリスト教史の重要人物などの像が飾られている。これは北の壁面、ルーシの洗礼者ウラジーミル公とその祖母オリガの像。残念ながら聖堂の周辺は工事中で、これくらいの位置からズームを利かせて撮るしかなかった。


こちらはローマ皇帝コンスタンティヌスとその母ヘレナ。ウラジーミル及びオリガとは中央の扉を挟んで対応する位置に座しており、ロシア正教会がウラジーミルとオリガの歴史的役割りをコンスタンティヌス・ヘレナ親子のそれになぞらえていることがよく分かる。


同じく北の壁面の彫像。クリコヴォの戦いを前に、モスクワ大公ドミトリー(後のドンスコイ)が、セルギー・ラドネシスキーから祝福を受けている場面である。


こちらはトロイツェ・セルギエヴァ大修道院のディオニーシーがミーニンとポジャルスキーを祝福しているところ。やはり、像の配置に工夫を凝らし、ロシア・キリスト教史をシンボリックに図示しようとしているわけだ。


聖堂の中央の丸屋根。

(06.10.21更新)


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