
レーニンスキー大通りから少し入ったところにあるこの風変わりな建物は、ロシアの労働組合の総本部。1930年代に建てられ、元々はコミンテルン関係者の寮に使われていたという歴史ある建物だ。

総本部の前にあった、ロシア労働組合100周年記念碑。

同じく労働組合総本部の前に立っていたニコライ・シヴェルニク像。ソ連邦最高会議幹部会議長(ソ連の名目上の最高主権者)にまで上り詰めた政治家で、長らく労働組合部門で活動してきたため、ここに像があるのだろう。

百貨店「モスクワ」。聞いた話によれば、外国の要人がレーニンスキー大通りを通る際、「モスクワには百貨店の1つもないのか。ソ連の消費生活もお粗末なものだねえ」などと突っ込まれるのが悔しくて、わざわざこの場所に作らせたのだそうだ。流石、「見せる道路」レーニンスキー大通りの面目躍如といった趣がある。

ご覧の通り、レーニンスキー大通りは街路樹もきれいに整えられていて、秋になると殊に美しい。一方で、これほど幅が広くて整備された幹線道路でも渋滞を免れないのが今のモスクワなのだ。
(06.10.30更新)