ロシア歴史紀行アルバム79-8

ポクロフカ通りその8



かつてのポクロフスキエ門の跡地、その名もポクロフスキエ門広場に面して立つ建物。ポクロフカ通りでずっと見てきた家並みよりはサイズが大きいが、やはり古めかしい感じだ。


ポクロフスキエ門広場のニコライ・チェルヌィシェフスキー像。19世紀の思想家にして作家、革命運動にも携わったためソ連時代にはもてはやされた人物である。現在の扱いはよく分からないが、捧げる花もなく半ば忘れ去られ、かと言って撤去されているわけでもないこの像の姿が現状を物語っているような気がする。


同じく、ポクロフスキエ門広場付近の光景。


もう少し先にあるこの屋敷は、アプラクシン家にトルベツコイ家という、ロシア帝国を代表する2つの名門貴族の持ち物であった。1766年から69年にかけて建設されている。


ポクロフカ通りからブリヴァール環状道路を北に折れて少し歩くと、チーストゥイ・プルードと呼ばれる池に行き着く。元々は近くの市場から出たゴミが投げ込まれる汚い池だったものが、ピョートル大帝時代に浄化作業が行なわれたため、「チーストゥイ・プルード」すなわち「きれいな池」と名を変えたのだそうだ。

(06.12.03更新)


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