先にも述べた通り、2005年は戦勝60周年ということで、常にも増して戦勝記念日が派手に祝われた。この日のしばらく前から、モスクワでは街中に飾りつけがなされ、お祭りの雰囲気を盛り上げようとしている。そこで、戦勝記念日前の街の雰囲気を伝える写真を何枚かご紹介しておきたい。
なお、撮影日は戦勝記念日の2日前、5月7日のことである。
戦勝記念日に合わせて登場した、シリーズものの看板の1つ。「勝利の兵器」すなわちT34戦車と、その設計技師コーシキンを紹介している。普段は様々な商品などを宣伝するありふれた看板なのだが、こういう時には街を挙げての祭日用の小道具に早変わり。
バス停にもこのような飾りつけがなされている。オレンジと黒のストライプは聖ゲオルギー勲章の綬をイメージしたもので、戦勝60周年のシンボルカラーとして大々的に使われていた。
赤の広場への入り口近く、解体されたモスクワ・ホテルの跡地にて。工事現場を隠している巨大な目隠し用の板も、祭日前にはご覧の通り。イメージ映像に使われている花火は、戦勝記念日のシンボルの1つである。左手、赤の広場方面は完全に封鎖されており、警官が並んでいるのがお分かりいただけるだろうか。派手な祝典と厳重な警備が隣り合わせる、いかにもロシア的な光景だと言えるかもしれない。
戦争中の兵隊外套を羽織ったお姉さん方は、戦時歌謡の入ったCDを無料で配付しているところ。僕も一枚もらってきました。どこかがスポンサーについているのだろうが、気前のいいことではある。
飾り立てられたボリショイ劇場。
(05.05.14更新)