ロシア歴史紀行アルバム83-18

キエフその18



ミハイル修道院から北に伸びるデシャティンナ通りの先、アンドリー坂を見下ろす丘の上に立つ国立ウクライナ歴史博物館。この一帯はかつて「ウラジーミルの街」と呼ばれた地区で、キエフ大公の館や異教時代の祭壇、ウラジーミル公が建てさせた聖母教会(もしくはデシャチンナヤ教会)などが集まる重要な場所であった。


デシャチンナヤ教会跡(緑の塀の向こう)に立つ菩提樹。傍らの説明板では、1635年に府主教ペトロ・モヒラが植樹したというようなことが書かれているが、ガイドブックによれば樹齢700年もしくは800年説を唱える者もいるらしい。


「ウラジーミルの街」のすぐ近くには、アンドリー教会が華麗な姿を見せている。1749年から54年にかけ、イタリア人建築家ラストレッリの設計で建てられたもので、1744年にキエフを訪問した女帝エリザヴェータ・ペトロヴナが建設を命じている。


聖堂の傍らを蛇行しながら下っていくこの道が「キエフのモンマルトル」ことアンドリー坂である。クラシックで瀟洒な建物が並ぶ、キエフの中でも特に高い人気を誇る観光スポットの1つ。ツーリスト向けの土産物屋も多い。


プロニャ・プロコポヴナとスヴィリド・ゴロフヴァストフの像。有名な戯曲の登場人物で、俳優クリニツィナとボリソフが演じている姿を描いたものだというが、詳しいことはよく分からない。

(07.01.26更新)


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