ロシア歴史紀行アルバム84-12

キエフその48



民族友好モニュメントの展望台から見下ろしたドニエプル川。対岸には森林が広がっており、夏は緑一色でさぞ美しく見えることだろうと思う。実は、地図で見るとこの森林地帯は市域に含まれる公園となっており、改めてキエフのスケールの大きさを思い知らされる。


同じ展望台から、隣接する丘を見たところ。ルーシの洗礼者であるウラジーミル公の有名な銅像が立っている。残念ながら、時間の関係ですぐそばまで行ってみることはできなかった。


ウラジーミル像の丘の足許に広がるポドリエ(下町)地区。キエフという都市は、丘の上と下の双方の区域を両輪として発展してきたのである。


展望台を見終え、再び都心部の方に引き返してきた。これはキエフ市の中心をなすマイダン・ネザレージノスチ(独立広場)。「オレンジ革命」において重要な役割りを果たしたことで知られる、あの広場である。周囲の建物は1950年代から80年代にかけて形成されたもので、その外観はいかにもな感じのソヴィエト風味だ。


独立広場に立つ独立記念モニュメント(2001年)。実は、歴史の中で様々な像がこの場所を飾っており、最初はストルィピン(1913年から17年まで)、その次はカール・マルクス(1931年まで)、そして1977年までの「空位」を経てレーニン及び10月革命記念像(1991年の8月クーデタまで)がマイダンの顔であった。

(07.02.15更新)


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