ロシア歴史紀行アルバム84-18

キエフその54



「ウラジーミルの丘」上に残るキエフ公の館跡。復元図を見ると、円形もしくは多角形の建築物であったらしい。現在はこのように礎石だけの姿となっているが、かつては全ルーシに君臨した公たちがここで生活していたのである。


館跡の近くに据えられていた石碑。「ルーシの地はどこから始まったのか」という原初年代記の冒頭の部分が刻まれている。


丘の上から谷間を見下ろした光景。「ウラジーミルの丘」がキエフの中枢であった時代には、これらの谷は天然の堀の役割りを果たしていたのだろう。


ここからいよいよ歴史博物館の中へ。長く豊かなウクライナの歴史を追体験できる、極めて興味深い博物館である。原始時代のコーナーの後は、このようにいきなりギリシア世界の展示がスタートする。


ウクライナの中でも黒海の沿岸部には、ギリシアの植民都市が多数建設されており、まぎれもなくギリシア的世界の一部であった。ここではその時代を物語る出土品を見ることができる。

(07.02.15更新)


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