
ホテルでチェックインをすませてから外に出た。これは宿の近くにあった商店。2階部分がスタローヴァヤ、すなわち安価なセルフサービス式の食堂となっている。ソ連時代にはポピュラーな存在であったというスタローヴァヤも、モスクワではほとんど姿を消してしまったが、地方都市ではまだお目にかかるところが多い。

スタローヴァヤの内部はこうなっている。特に変わったところのない単なる食堂だが、ソヴィエト時代の生活の雰囲気を色濃く残す光景ではあると思うので記念に撮影した次第。尚、週末の夜は若者向けのクラブとなる由で、いかにも娯楽の少ない地方都市ならではの話だと思う。

こんなものを食べました。煮込んだ鶏肉とマカロニ、それにモルス(ベリー類の果実を加工して作った伝統的な飲料)。見ての通り質素だが味は悪くなく、モスクワなどでは信じられないほど安い。ここではよほど外国人が珍しかったのか、従業員の1人に記念撮影されたのもいい思い出である(ただし撮影に使ったのは新型の携帯電話であった)。

食事を終えてまた外へ。スタローヴァヤの向かいには詩人セルゲイ・オルロフの像が立っていた。

多角形の建物は礼拝堂のようだ。その向こうには19世紀のゴスチヌイ・ドヴォール(アーケード式の商業施設)が見える。
(07.03.20更新)