鎌倉時代、それは京の朝廷と鎌倉の幕府において公権力が並立して存在した時代である。
近代国家的で例えると政府が一国に二つ存在すると云う事だろうか。これら二つの政府はそれぞれ全国に及ぼしうる法を制定していた。
『職の重層化』と云われる社会構造の下、鎌倉時代は古代から中世への転換期にあたる時代として考えられており、従来では朝廷=古代的・幕府=中世的と認識され朝廷の権力から幕府がそれを克服し奪い取る過程を中心としてこの時代は叙述されていた。
しかしながら、それはもう一つの政府の存在を無視している事と同様であり、その並立した権力の構造の解明こそが鎌倉時代の解明につながるであろう。
当サイトでは自分なりに鎌倉時代史像を考え、各個別のテーマなどについてのレポートを中心として公表している。その為に考え方や捉え方が一般的ではない場合もあるのでご了承頂ければ幸いである。
・・・と、出だしを難しく書きましたが具体的に言い直しますと、中世を「どんな時代?」と聞かれた時、多くの人々がどんな時代であるかを容易に答える事が出来ないのではないでしょうか。それは古代が律令体制、近世が幕藩体制などと一括りに出来る概念があるからで、中世にはそれがありません。
ですからそういう意味では他の時代に比べて中世と云うのは理解し辛いのかもしれません。ただ中世は古代や近世と異なり俗に言う「戦乱の世」でもあったわけで、そうしたことからは興味を持たれる方が数多くいらっしゃる事も事実でしょう。
そこでここでは中世の中でも特に前期を中心として鎌倉時代とは、一体どんな時代なんだろうと云う事について様々な視点から論じて行きたいと思っております。
そうした中で当サイトに来られる方々の鎌倉時代ひいては中世を知るきっかけとなれば、と考えています。
それを専門の研究対象としている為、多少難しくなる場合があると思います。分からない時、批判したい時等々、そんな時にはご遠慮なさらずに四条河原でも、私個人へのメールでもして頂ければ幸いです。
それでは、当サイトをこれからも宜しく御贔屓下さい。
(注意:作成時点でIE仕様としていますのでその他で見ると行がずれる可能性があります)
なお、当サイトの構造を説明をしますと
開設の辞→このページです。
更新情報→更新情報をまとめています。(+日記も兼用)
鎌倉時代朝廷史→鎌倉時代の朝廷史を通史としてまとめています。形式は岩波講座『日本通史』を真似てみました。なお、数ヶ月事に各項目を掘り下げています。
諡法解→諡号を王権から見た論考。
等閑記集解→花園天皇宸記に関する索引や論考。
中世部類記・・・・・・・中世史用語の自分なりの解釈やレポート、史料の一覧などをまとめています。
菅公の梅木・・・・・・・リンク集です。
自己紹介・・・自己紹介の他、歌舞伎の事など自分の道楽に関するページです。
四条河原