古文書用語集 は行



【無墓】はかなし:とりとめのない・つまらぬ・粗略
【擬】はからい:計らい
【斗】ばかり:計
【婆佐羅】ばさら:はで・しどけない・みえ
【走廻】はしりまい:奔走・尽力・馳走
【筈】はず:一致・都合・予定
【破損】はそん:修繕
【為当・将】はた:それとも・或は・もしくは
【礑】はたと:はったと・事のさし当ったさま
【八木】はちぼく→やぎ
【鼻突】はなつき:であいがしら・勘当
【晴】はれ:表向き・公式
【般若湯】はんにゃとう:酒の寺詞
【判物】はんもつ:所領授与の文書で、花押を加えたものをいう



【引替・引違】ひきかえ:費用
【非拠】ひきょ:謂われないこと
【比興】ひきょう:おかしい・面白い・つまらぬ・お恥しい・おもいつき
【秘計】ひけい:うまく計うこと・周旋
【日来・日者・日比】ひごろ:日頃
【備進】びしん:年貢などを完備して進上すること
【日縦・東西】ひたたし:東西の道
【一行】ひとくだり:一行書・所領などの命令書
【日次記】ひなみのき:日記
【捻・拈】ひねり:ひねり文のこと
【非分】ひぶん:分にあらざる・過分の・道理にあわぬ
【表裏】ひょうり:不正直・裏切り
【尾籠】びろう:失礼・不作法
【便風】びんぷう:たより・音信



【無為】ぶい:何もしないこと、平穏無事
【浮蟻】ふぎ:酒のこと
【不孝・不興】ふきょう:勘当のこと
【更米】ふけまい:湿気・虫などで傷んだ米
【扶持】ふち:助ける・合力する
【物忽】ぶっそう:いそがしい・物騒がしい
【与風】ふと:ちょっと・直に・偶然に
【不図】ふと:偶然に
【夫丸】ふまる:人夫
【夫役】ぶやく:公用に使役する人夫から、それ相当の銭を課すこと
【不例】ふれい:病気
【態】ふりはえて:わざわざ
【翔】ふるまい:行為、人目につくような行動
【粉骨】ふんこつ:骨折り・努力



【平均】へいきん:一率均等で例外がないこと
【陪従】べいじゅう:供奉・神楽などに従事する楽人
【壁書】へきしょ:役所で役人が執務上守るべき心得や布告などを壁に張紙して掲示したもの
【蔑爾】べつじ:軽んじないがしろにする
【篇】へん:箇条、事柄、件、事項、条 =篇目
【片時】へんし:しばらくの間
【返抄】へんしょう:請取状・命令を逐行した報告書
【篇籍】へんせき:書物、典籍
【片土】へんど:片田舎
【偏頗】へんば:かたよって公平を欠くこと
【反閇】へんぱい:貴人の出行・神拝に際し、邪気を払うため陰陽師が足で地をふみしめる呪



【本意】ほい:本懐
【奉加】ほうが:寄進
【奉書】ほうしょ:上意を受けて出す文書・手紙
【謀書】ぼうしょ:偽文書
【印時】ほうち:人足
【謀判】ぼうはん:偽判
【奉免】ほうめん:社寺に寄進すること、社寺の万雑公事を免除すること
【謀綸旨】ぼうりんじ:
【傍例】ぼうれい:先例
【欲】ほっす:@…したいと望む、…しようと思う
       A…しそうになる
【殆】ほとほと:危うく・・・するところ、すんでのところに、だいたい
【外持】ほまち:私財・へそくり
【本給】ほんきゅう:もとから領有している給田
【凡下】ぼんげ:凡夫・庶民
【本銭返】ほんせんがえし:買戻特約附き売買・物で売買するときは
            ほんものがえしという
【本知行】ほんちぎょう:もとから知行していた所領
【凡卑】ぼんぴ:@身分の低いこと、出自が卑しいこと
        A凡庸にして下劣な者
【本文】ほんもん:古書に見える典拠となるべき文句、文献 =本説
【本領】ほんりょう:私領として代々相伝の領地
【本領掌】ほんりょうしょう:本領地

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