古文書用語集 ら行
ら
【洛】らく:都、京都
【落書】らくしょ:人目に付きやすい所に書いて掲示する匿名の文書
【落堕】らくだ:僧侶が戒律を捨てて不謹慎な生活をすること
【濫悪】らんあく:法を無視した乱暴な行為
【埒】らち:馬場の周囲にめぐらした柵
【落去・落居】らっきょ:片づく・落着
【乱波】らっぱ:雑兵の一種・間諜
【濫行】らんぎょう:不都合なおこない
【乱逆】らんぎゃく:謀反、反逆
【濫刑】らんけい:刑罰を無法・無秩序におこなうこと
【蘭省】らんしょう:太政官・弁官の異称
【濫觴】らんしょう:事の起こり
【濫吹】らんすい:乱暴・不都合
【濫妨】らんぼう:乱暴
【濫望】らんぼう:当否を考えずみだりに乞い望むこと
り
【理運・利運】りうん:道理・勝利
【力者】りきしゃ:百姓・かごかき
【陸梁】りくりょう:気まま勝手に振る舞うこと
【理世】りせい:この世を治めること =治世
【理訴】りそ:訴訟において道理の通った主張
【理致】りち:道理、すじみち
【率法】りっぽう:@割合を定めた法令
A新補地頭の権限である得分基準を定めた法令
【利売】りばい:利益を得て売ること
【理不尽】りふじん:道理にかなわないこと
【利分】りぶん:利子、利息
【釐務・吏務】りむ:国司などの執務
【歴名】りゃくみょう:名前を順序に書き記すその帳簿
【掠領】りゃくりょう:掠奪し領有する
【掠籠】りゃくろう:奪い取り領有する
【柳営】りゅうえい:将軍のいる陣・幕府・将軍
【竜象】りゅうぞう:高僧・僧侶
【竜集】りゅうしゅう:竜は星の名・集はやどること・年号の下に書く語
【流例】りゅうれい:古くから伝わる慣例、先例
【陵夷】りょうい:物事が廃れ衰えること
【領家】りょうけ:荘園制の本所に次ぐ地位の領主
【料簡】りょうけん:考えて判断を下す
【了見】りょうけん:考えをめぐらし解釈すること
【令旨】りょうじ:皇族一般の御教書
【領所】りょうしょ:領地・所領
【両所】りょうしょ:執権・執事のこと
【料所】りょうしょ:特定の費用に当てるために料物を徴収した所領
【領状】りょうじょう:承知すること・承知した書状
【領掌】りょうじょう:領地として支配すること =領有
【料足】りょうそく:費用・代金・銭
【陵遅】りょうち:衰微
【料物】りょうもつ:そのことに使う資財、または費用
【綸旨】りんじ:天皇の命を蔵人が奉じて発給する文書
る
【累家】るいか:古くから代々続いた家、旧家
【累日】るいじつ:幾日も続くこと
【類書】るいしょ:事項別に分類編集した図書
【類地】るいち:同種類の地所・関係ある地所
【累葉】るいよう:代を重ねること、代々 =累代
【留守】るす:@主人が外出している間、家を預り守ること。またその人
A留守職の略
B外出していないこと
【留守所】るすどころ:国司が不在の場合、代わりに留守の在庁官人が国務を執る場所
【流例】るれい:伝来のしきたり・慣例
れ
【霊寺】れいじ:仏の霊験著しい寺 =霊場
【麗爾】れいじ:きらびやか
【例式】れいしき:きまった儀式・作法
【伶人】れいじん:楽人・雅楽の楽師
【冷然】れいぜん:冷淡・立腹
【例日】れいにち:いつもの日・常の決まりの日
【任例】れいにまかせて
【黎民】れいみん:庶民
【零落】れいらく:@勢力・資財を失い衰える、落ちぶれる
A(土地・建物なとが)破損する、荒廃する
B死亡
【零余】れいよ:残り・あまり・わずか
【練行】れんぎょう:仏法の習練
【連枝】れんし:貴人の兄弟
【連署】れんしょ:@文書に複数人が署名連判すること
A執権の補佐して政務を執る重職
【練若】れんにゃ:寺の異称
【連々】れんれん:引つづき・しばしば
ろ
【掾zろう:年功・僧が受戒後、修行した年数
【狼逆】ろうぎゃく:乱暴狼藉
【搦氈zろうじ:揩つんだ年数
【郎従】ろうじゅう:家来、従者、血縁関係がない家来
【狼藉】ろうぜき:乱暴、無法な行為
【浪人】ろうにん:浮浪人、また牢人
【狼唳】ろうれい:@狼の如く凶悪で道理に背く行為
A狼藉、実力による違法行為
【牢籠】ろうろう:浮浪する・困窮落魄
【睦】ろくに・よくよく(・・・しない)・楽に・自由に
【露見】ろけん:あらわれる・発覚する
【露次】ろじ:野宿・露宿
【閭里】ろり:村里
【論人】ろんにん:被告
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