古文書用語集 さ行
さ
【在家】ざいけ:僧に対する在俗の人・いなかや中世住家と在宅・園を含めた収税単位。
在家役は家別の課税
【在所】ざいしょ:住家。ふるさと
【在地人】ざいちにん:地下人の事・官位のないもの
【近會】さいつころ:さきごろ
【割符】さいふ:為替手形・金銭の預証文
【際目】さいめ:地所の境目
【遮而】さえぎって:わざわざ・事前に
【尺木】さかもぎ:逆茂木
【作意】さくい:つくりごと・考え
【作事】さくじ:家を造ること・普請
【下墨】さげすみ:測定・物事をおしはかる
【支】ささえる:支持する・妨害する
【指事】さしたること:指して・これというほどの
【作善】さぜん:善根をつむこと・造仏や法会を行うこと
【沙汰】さた:処置する・とりきめる・取り扱う・議定・裁断・訴訟・公事・官府の命令・報知・報告・音信・うわさ
【沙汰居】さたしすう:命令して与える・決着をつける
【雑掌】ざっしょう:雑事を掌る役・居留守役・代理人
【左道】さどう:失礼・つまらぬ(謙譲語)・不都合なこと
【随候】さぶろうままに:あるにまかせて
【任地】さもあらばあれ:ままよ
【左右】さゆう:有様・便り・指図・自由に処置する
【去文・避文】さりぶみ:売買・譲与等の証文・後世は離縁状
【去・避】さる:権利を移転すること
【去社】さればこそ:思いし如く
【散位】さんに:位のみがあって官職に就かない者
【散用】さんよう:算用・みつもり
し
【四一半】しいちはん:博打の一種
【仕置】しおき:統治・処置・刑罰
【潮垂る】しおたる:泣くの忌詞
【知客】しか:禅寺で客と応接する役僧
【死骸敵対】しがいてきたい:遺言に背く罪
【爾々】しかじか:しっかりと・確かに
【併】しかしながら:さながら・すっかり
【加之】しかのみならず
【然而】しかれども
【時宜】じぎ:都合・様子・礼物
【直銭】じきせん:代価・あたい
【色代】しきたい:挨拶・追従
【直務】じきむ:直接の支
【施行】しぎょう:上意を受けて執行すること
【地口】じぐち:屋敷地の間口一間毎にかかる税
【治定】じじょう:決定・きまって
【下地】したじ:上分に対する言葉・実際の土地
【入魂】じっこん:親密・こころやすくする・世話する
【失墜】しっつい:失費・失うこと
【無四度解・無四度計】しどけなし:しまりのない
【取次筋斗】しどろもどろ:甚しく秩序の乱れたさま・ととのわぬさま
【支配】しはい:分配すめこと・統治
【入眼】じゅげん:叙位除目に際し姓名を書き込むこと・物事が成就する事
【首座】しゅそ:禅宗で修行僧の上首にたつ役僧
【順孫】じゅんそん:嫡孫
【常荒】じょうこう:荒地として年貢をかけないことになっている土地
【成功】じょうごう:売官の制度・私物を納めて官を申請すること
【承仕】しょうじ:雑役に従う僧形の者
【笑止千万】しょうしせんぱん:気の毒
【商人】しょうにん:詐り
【証人】しょうにん:人質
【上林下若】じょうりんかじゃく:酒肴の事
【如在】じょさい:ておち・悪意・疎略
【所帯】しょたい:官職・所領・財産
【所当】しょとう:あてられた上納物
【所務】しょむ:つとめ・やくめ・田租以外の雑税、転じて土地の支配
【叙用】じょよう:とり用いる・承知する
【云為】しわざ:仕わざ
【神載】しんさい:神に誓う言葉をのせた文書・起請文
【進止】しんし:進退すること・処分すること
【参差】しんし:物の長さの揃わぬこと
す
【吹嘘】すいきょ:推薦・吹挙
【随逐】ずいちく:つき従う
【水鳥】すいちょう:酒のこと
【杉原】すいばら:杉原紙のこと
【透と】すきと:すっきりと・さっぱりと・残らずに
【冷】すさまじ:凄まじい
【筋目】すじめ:由緒・条理
【無術】すべなし:仕方がない
【墨付】すみつき:墨字の書いてある紙・署判のある文書
せ
【青女】せいじょ:妻の異称・身分の低い女房・侍女・若い女房
【成敗】せいばい:政務の処理・裁決・処刑・殺すこと
【青扶】せいふ:銭
【済物】せいもつ:納め済ますべき物・租税
【関手】せきて:関料・関銭・通行税
【世智弁】せちべん:けち
【切所・節所】せっしょ:要害の所・難所
【遂節】せつをとぐ:責任を果す
【無為方】せんかたなし
【先途】せんど:困難・行き詰まり・せとぎわ
【先判】せんぱん:以前の署判がある証文
そ
【造意】ぞうい:計画・くわだて
【雑意・悪意】ぞうい:悪計
【相続向】そうぞくむき:経済・生計
【相博】そうはく:交換
【相論】そうろん:あらそい・争論
【坐元】ぞげん:しゅそに同じ
【坐】そぞろ:わけもなく・漫然
【訴陳状】そちんじょう:訴状と陳状と
【番訴陳】そちんをつがう:訴えと弁明とを互いに行うこと
【染紙】そめがみ:経の忌詞
【存候】そうこう:安否を尋ねる
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