00.序 「玉葉集解」は九条兼実の人物叢書として位置付け、出来るだけ簡易に書いたつもり ですが、古代中世史の摂関家に関しては古代からの継続的な知識と中世に於いて発生し た事柄など、多種な知識を有しなければ理解に苦しむ事が少なからずあります。 この「玉葉集解・補」は九条兼実個人の事項に止まらず、兼実に関わる大まかな事項に 関しての説明をする為に書いたものです。 古くは平安中期からの説明なども含まれていますが、捉えにくいと云われている中世 前期と云う時代の摂関として行動した兼実を理解するためには必要不可欠と考えますの でこれよりお付き合い下さい