諒闇事
(りょうあんのこと)


永万元年7月28日に二条院がお隠れになられたので、諒闇となり、御禊も大嘗会もおこなわれず、公卿たちは袖をしぼったので、人々の表情は憂いの色が満ちていた。
諒闇は神武天皇が崩御されたときに、綏靖天皇よりはじめられた。天皇の親しみに別れて、この世の中じゅうが皆禁忌になるので諒闇というのである。

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