西光 (さいこう)

【呼称】
西光法師 [さいこうほうし] (巻一・清水寺炎上)(巻一・鹿谷)(巻二・座主流)2例(巻二・西光被斬)
師光 [もろみつ] (巻一・俊寛沙汰 鵜川軍)2例
左衛門入道西光 [さえもんにゅうどうさいこう](巻一・俊寛沙汰 鵜川軍)
西光 [さいこう](巻一・俊寛沙汰 鵜川軍)2例(巻二・西光被斬)2例(巻二・小教訓)
西光法師父子 [さいこうほうしふし] (巻二・座主流)
西光父子 [さいこうふし](巻二・座主流)2例
入道 [にゅうどう](巻二・西光被斬)


【一人称】
西光

【二人称】
入道(巻二・西光被斬)平家の侍から
しやつ(巻二・西光被斬)平 清盛から

【三人称】
西光父子(巻二・座主流)比叡山大衆より
西光(巻二・西光被斬)多田 行綱から(巻二・小教訓)平 清盛から

【登場場面】
巻一・清水寺炎上
平家追討の噂が流れて迷惑した後白河法皇に対し、天が過分の平家に対して人を以って云わしめたと豪語し、人々に恐れられる。

巻一・鹿谷
鹿谷にて藤原 成親俊寛平 康頼らと共に反平家の謀略をめぐらし、平氏に見立てた瓶子の首を壊した。

巻一・俊寛沙汰 鵜川軍
出自が説明される。元阿波国の官吏で身分は低かったが、成景と並んで信西の家来となり、左衛門尉に昇る。信西亡き後は出家して左衛門入道西光と名乗り、その後の院の倉庫管理に当った。
巻二・座主流
子息の藤原 師高が比叡山と起こした事件について、御白河法皇に讒訴。天台座主明雲大僧正の処罰に追い込む。


巻二・西光被斬
大衆が前座主明雲を取り返すことについて、後白河法皇に厳罰を進言する。
多田 行綱によって平 清盛反抗勢力の一人として密告される。
藤原 成親らが捕縛されるのを見て、後白河法皇の許に逃げようとするが、平 清盛に捕縛される。
平 清盛に弾劾されるが、逆に開き直り、平家の過分を詰り、拷問の末口を裂かれ、五条西朱雀で斬殺された。
巻二・小教訓
平 清盛が、捕縛した藤原 成親に対し、平 貞能に命じて西光の自白調書を持って来させた。




藤原 師高の父。

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