入鹿(いるか)
藤原氏開闢のものがたり


@鎌足の父御食子(みけこ)、勅勘を蒙り、常陸国に流され、鹿島神宮の四郎禰宜となる。
A御食子、農業をしつつ、地元の娘と結婚し、一子、鎌足を儲ける。
B狐がやってきて、嬰児の鎌足の傍に鎌を置いて行く。
C鎌足成長し、夫役の為上京、そこで才能を見出され、文章生から上級貴族にまで上り詰める。
D鎌足、帝位を狙う蘇我入鹿を討つように綸言を受ける。
E鎌足、養女を入鹿に捧げ、隙をねらう。
F養女、入鹿との子を儲け、鎌足、風邪と偽って、入鹿をおびき寄せる。
G入鹿、竜王と還王の説話を引き、鎌足の誘いに乗らない。
H鎌足、春日に参篭し、興福寺金堂と釈迦仏建立を誓う。
I鎌足、細杖が傍に落ちていたのに気づき、盲目のふりをして入鹿を討てとのことと理解する。
J鎌足、わが子を火の中に落とし、盲目を嘆き、入鹿、鎌足のことを信じ込む。
K鎌足、帝の僉議の場で、三年間瞑っていた目を開け、狐に授けられた鎌で入鹿の首を落とす。
L首を切られた入鹿、それでも剣を抜いて、帝に襲い掛かろうとするが失敗し、北向きに倒れる。
M入鹿が討たれたことで、国土も豊かに栄えて、民衆のかまどもゆたかになった。

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