問
蘇民将来といって子供たちが掛けるのはどういういわれがあるのでしょう。
答
昔、武塔天神が南海にいた娘に夜這いをかけたとき、日が暮れたのでその場所にいた蘇民将来・巨旦将来という兄弟二人に、天神は宿を借りようとしたのだが、巨旦将来は豊かであったにもかかわらず貸さなかった。逆に蘇民将来は、貧しい家であったが天神に宿を貸した。粟がらを座布団に粟飯を出した。その後八年経って、天神は八人の子を連れて蘇民将来の家に至って恩返しとして茅の輪を作るように教えた。その夜から疫病が流行ったのだが、蘇民将来ひとりは茅の輪のおかげでまったく無事だったので、今に至るまで彼の名を書いて掛けるのであると聞いている。