問
十五日に粥を食するのはどういういわれがあるのか
答
人の国の昔、黄帝が蚩尤を征伐した時、蚩尤の魂は天狗となり、身は蛇となって人民を苦しめたので、黄帝が天に祈ったところ、天のお告げで「魂魄を崇め、身は滅ぼせ」、とあったので、月ごとにその魂魄に幣を奉ってまつった。
それによって、今の世に至るまで、正月十五の亥の時、小豆の粥を煮て、庭に天狗を祭って東に向かって再拝して跪き、この粥を食すれば、年中の病気を除くと聞いている。
わたましうぶや(不明・新築の祝いと産屋の意か)の時、粥を四方に注ぐのも先ほどの粥と同じであると思う。