おけらをたく事(十二月)
問
節分におけらを焚くのはどういう所以か。
答
おけらは風邪の薬である上、あまりに香りが悪いので、疫病の神が夜行する夜に是を焚いて恐れさせるのである。
おけらは白朮、蒼朮ともいい、根が薬用になります。この根を節分の日に焼くのですが、京都の五条天神社の朮市(おけらいち)で売られたものが有名です。また、この日(現在では大晦日)八坂神社では朮祭りとして、朮のかがり火を焚き、その火を火種に新年の雑煮を炊く井習わしが続いています。
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