中世暮らしの日々


中世における一般生活の中ではどのような日にどのような行事が行われていたのでしょうか。天文13年(1544)に藤原兼冬によって書かれた『世説新語』をもとにしながら探っていきましょう。
今も生きているものもたくさんあります。




【一月の行事】
正月を睦月と言へる事
門松の事
はごいたの事
屠蘇白散の事
餅かがみすはる事
三日にたうやくつくる事
わかみづの事
七日のかゆの事
七日に白馬を見事
正月十五日のかゆの事
さぎちゃうの事
万歳楽の事
蘇民将来の事
正月はま弓の事
正月卯杖の事

【二月の行事】
はつ馬の事
二月十五日に涅槃像かくる事

【三月の行事】
三月三日に桃の花の事
えもぎの事
闘鶏の事

【四月の行事】
卯月八日に仏に湯あびせ奉る事
加茂の祭にあふひかくる事

【五月の行事】
五月五日の菖蒲の事
ちまきの事
同日(五日)薬玉とてかくる事
わらはべの小弓を持いんぢの事
五月九日の今宮まつりの事

【六月の行事】
六月に嘉定日の事
朔日にこほりくふ事
七日に祇園会の事
みな月の事

【七月の行事】
七月七日にさくへいを用事
七夕に物をたむくる事
七夕に花をたてる事
十五日に生霊まつる事
すまふの事

【八月の行事】
八月に御霊まつりの事
朔日にたのむといふ祝事
同日(朔日)天中節とて札を柱に立てること
八月に放生会の事

【九月の行事】
九月九日に菊の酒を呑事
加茂籠とて虫入る事

【十月の行事】
十月を神無月といへる事
亥の子の事
亥子の日御げんてう事

【十一月の行事】
とうじと申事
御火焼事

【十二月の行事】
せつぶんのまめうつ事
はちたゝきの事
節分にせうの餅の事
おけらをたく事

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